日足(現在値の解釈)
2022年10月高値起点下降波戻り売りが、2022年3月安値起点上昇波押し目買いによって反転し、現在は、2022年10月高値起点下降波戻り売り候補である、2022年11月陰線戻り高値を試しに上昇している状況。
現在値の解釈としては、日足レベルでは、2022年11月陰線戻り高値までは買い手に優位性があると考えられる。
4時間足(攻防者とその優位性、戦場範囲)
4時間足では、2022年3月安値起点上昇波押し目買いの上昇を、上昇トレンドとして描いており、キリ番141.0売り抵抗によって、上昇波の押し目買い候補を探っている状況。
押し目買いの候補としては、2週前高値からキリ番139.0辺りを考えており、このプライスまでは買われ始めても懐疑的であると判断する。
攻防者は、
ベア派
- キリ番141.0売り抵抗
- 先週高値売り抵抗
ブル波
優位性は、日足レベルの上昇トレンドとキリ番売り抵抗の局面なので、セオリー通りに考えれば、買い手が優勢だと判断できるが、先週高値+キリ番141.0を2回試して下げ始めているので、2022年10月高値起点下降波戻り売り候補として、このプライスが意識されているのであれば話は変わってくる。
それを確認するためには、下位足でプライスアクションを確認しなければならない。
戦場範囲は、4時間足上昇トレンドの押し目買い候補である2週前高値からキリ番141.0まで。
1時間足(セットアップの想定、今日のシナリオ)
1時間足でも上昇トレンドを描いているが、キリ番141.0+先週高値の売り抵抗によって高値を切り下げてWトップを形成。
現在は、1時間足上昇トレンドラスト押し安値を試している状況。
4時間足で意識されている2週前高値まで下落するのか、キリ番141.0売り抵抗を崩して上昇するのか、動き出すきっかけとして前日終値の揉み合いは使える。
今日のシナリオは、
- 1時間足上昇トレンドラスト押し安値+前日終値でサポートのセットアップ完了で、キリ番141.0まで1時間足上昇トレンド押し目買いをフォロー。
- 1時間足上昇トレンドラスト押し安値+前日安値での押し目崩れのセットアップ完成で、2週前高値までのキリ番141.0売り抵抗をフォロー。
- 2週前高値からキリ番139.0でサポートのセットアップ完了で、キリ番141.0までの4時間足上昇トレンド押し目買いをフォロー。
結果&考察
結果的には、シナリオ2の値動きとなり、4時間足上昇トレンド押し目買い候補の2週前高値まで下落した。
トレードの過程としては、前日揉み合いの下限を割れたことによって、1時間足上昇トレンド押し目買いの崩れを想定し始め、その後のプルバックがMトップを形成しネック割れでショート。
目標値であった2週前高値でイグジット。
反省点としては、日足で上目線、4時間足でも上昇トレンド形成しており、今回のトレードは、「日足の目線に逆らった、4時間足上昇トレンドの調整波を狙ったトレード」という意識が足りなかった。
上記のこともあって、一度大きく引かされている。
これらのことを踏まえれば、やらなくても良かったトレードだったと思う。