予言者マッシュのFX

復習用のトレード日記です。

高勝率の鉄板エントリー手法を紹介します【FT5訓練 no.79】

2023年11月27日 ドル円

日足(現在値の解釈)

1月安値起点上昇トレンドが、目標値である2022年10月高値に到達。

現在は、その2022年10月高値売り抵抗によって下落し、日足上昇波押し目候補の6月安値を試している状況。

 

4時間足(攻防者とその優位性、戦場範囲)

2022年10月高値起点下降トレンドを形成しているが、日足上昇波押し目候補の6月安値に到達で強反発のV字回復。

4時間足下降トレンドラスト戻り高値付近まで戻されている状況。

攻防者

ベア派
  • 2022年10月高値売り抵抗
  • 4時間足下降トレンド戻り売り
  • 日足上昇トレンドの高値更新失敗
ブル派
  • 日足上昇トレンド押し目買い
  • 6月安値買い抵抗
  • 直近でV字回復上昇

優位性

日足上昇波押し目買いと、4時間足下降トレンド戻り売りの攻防局面であり、セオリー通りなら日足上昇波押し目買いに優位性があると考えられる。

直近の値動きを見ても、4時間足下降波に対して大きく戻してきており、売り手にとってはネガティブな要素となる。

しかし、4時間足レベルの売り手の最後の砦である、4時間足下降トレンドラスト戻り高値+スーパーキリ番150.0がという強力なプライスが目前に控えているため、売り手も諦めていない状況だと考えている。

戦場範囲

日足上昇波押し目候補の6月安値から、4時間足下降トレンドラスト戻り高値+スーパーキリ番150.0まで。

 

1時間足(セットアップの想定、今日のシナリオ)

1時間足では、2022年10月高値から下降トレンドを形成していたが、6月安値押し目候補の買い抵抗により反転し上昇トレンドを描いている。

その上昇トレンドが、4時間足下降トレンドラスト戻り高値+スーパーキリ番150.0を目前に控え揉み始めている状況。

その攻防の範囲を、2日前安値から3日前高値と仮定し、先ずはこの範囲でのプライスアクションに注目する。

今日のシナリオ

  1. 4時間足下降トレンドラスト戻り高値+スーパーキリ番150.0でレジスタンスのセットアップ完了で、日足上昇波押し目候補の6月安値を試す下落を、4時間足下降トレンドの戻り売りでフォロー。
  2. 4時間足下降トレンドラスト戻り高値+スーパーキリ番150.0売り抵抗崩れで、一段上のネックを試す上昇を、日足上昇波押し目買いでフォロー。
  3. 2日前安値買い抵抗崩れのセットアップ完了で、日足上昇波押し目候補の6月安値を試す下落を、4時間足下降トレンド戻り売りでフォロー。

 

結果&トレード過程

結果

短期攻防範囲と見ていた2日前安値の下限での買い抵抗崩れで下落し始めて、日足上昇波押し目候補の6月安値を試すという、シナリオ3の展開となった。

トレード過程

短期攻防範囲の下限の2日前安値でのミニWボトムの2番底からの上昇が高値を切り下げたタイミングでシナリオ3を想定。

その安値割れでショート。

買い手優勢の相場だと考えていたため、怪しい動きがあれば利確しようと考えていたが、6月安値まで落ちてくれたのでアウト。

 

雑記

今回のトレードでも用いられた、僕の鉄板エントリー手法をご紹介します。

このエントリー手法は、押し目崩れや、戻り目崩れなどの「崩れ」の際に使用できるエントリー手法です。

 

まず、環境認識がしっかりできることを大前提としていますので、このエントリー手法だけでトレードすると負けまくると思います。

それを踏まえたうえでご活用ください。

 

今回のトレードでは、1時間足で攻防範囲が確認できました。

もし、1時間足上昇トレンド押し目買いが成功するならば、2日前安値で黄色点線の様なWボトムを形成する必要があります。

しかし、今回はWボトム2番底(青矢印)が安値を割れました。

この時点で、僕は押し目崩れの想定をしています。

さらに、Wボトム2番底からの上昇が上ヒゲピンバー(赤矢印)の形成で、買い手の弱さを感じ取れます。

こうなれば、いよいよ押し目崩れのセットアップが完了で下落し始めます。

僕は安値割れでエントリーしましたが、赤矢印以降はどこで入ってもロジカルなエントリーです。

後は目標値まで値が伸びるのか、もしくは途中でへたるのか、値動きを見ながら確認していくだけです。

 

今回のトレードでいえば、4時間足下降波を大きく戻すV字回復の上昇があったので、どこで反転してもおかしくありませんが、目標値まで伸びてくれました。

 

もちろん勝率は100%ではありませんので、過信してはだめですが、環境さえ間違えなければそれなり勝率を出してくれます。

 

ぜひ検証してみてください。