日足（現在値の解釈）
2022年10月高値起点下降波戻り売りが、2022年3月安値起点上昇波押し目買い候補である、スーパーキリ番130.0の買い抵抗によって安値を切り上げて上昇。
その上昇波が、2022年10月高値起点下降波の戻り売り候補である、2022年10月高値天井圏ネック+スーパーキリ番145.0売り抵抗によって下落。
その下落が、上昇波の押し目買い候補である2月高値（1月安値起点底値圏ネック）から買われ始め、再び高値を目指して上昇している状況。
おそらく、日足を見ている市場参加者は、直近高値であるスーパーキリ番145.0を意識していると思うので、このプライスまでは日足レベルでは買い手優勢な状況が続きそう。
4時間足（攻防者とその優位性、戦場範囲）
4時間足では、日足上昇波押し目買い候補のキリ番138.0で底値圏を形成して以降、強い上昇波を描いており、意識されていたキリ番142.0を更新して、次のネックであるキリ番144.0を目指して上昇している状況。
攻防者
ベア派
ブル派
優位性
4時間足上昇トレンド押し目買いと、スーパーキリ番145.0起点下降波戻り売りの攻防局面であり、それだけで優位性は分からないが、現在値の背景として、日足上昇波押し目買い候補で安値を切り上げて上昇しており、スーパーキリ番145.0起点下降波に対しても大きく戻していることを踏まえると、買い手に優位性があると判断できる。
戦場範囲
4時間足上昇トレンド押し目買い候補のキリ番142.0+2週前高値から、スーパーキリ番145.0起点下降波戻り売り候補のキリ番144.0まで。
1時間足（セットアップの想定、今日のシナリオ）
1時間足でも上昇トレンドを形成しており、キリ番144.0までは短期的にも上昇余地があり買い手に優勢な局面だと考えている。
今日のシナリオ
- 1時間足上昇トレンド押し目買い候補である前日押し安値でサポートのセットアップ完成で、キリ番144.0までの上昇を、1時間足上昇トレンド押し目買いでフォロー。
- スーパーキリ番145.0起点下降波戻り売り候補のキリ番144.0でレジスタンスのセットアップ完成で、1時間足上昇トレンド押し安値までの下落を、スーパーキリ番145.0下降波戻り売りでフォロー。
- 1時間足上昇トレンド押し目買い候補である前日押し安値の買い抵抗崩れのセットアップ完成で、キリ番142.0までの下落を、スーパーキリ番145.0起点下降波戻り売りでフォロー。
結果&考察
結果
1時間足上昇トレンド押し目買い候補であった前日押し安値からの上昇が、キリ番144.0に届かずに下落し始めた。
その後は、1時間足上昇トレンド押し目買いとキリ番144.0売り抵抗の揉み合いの下限を割れた、という展開だった。
考察
シナリオ1の、1時間足上昇トレンド押し安値からの上昇はV字の動きとなり狙えず。
シナリオ2の、キリ番144.0手前の、前日高値更新がフェイクブレイクとなったポイントでのトレードは、イメージができていれば狙えたポイントだったので反省。
やはり、以前からの課題となっているセットアップのイメージ力が欠けている。
どのような値動きとなったら、相対する勢力が諦めるのか、ということを、相手の立場になって深く思慮する。
