日足(現在値の解釈)
日足では、2022年9月安値起点の上昇波押し目買いが、2023年7月高値を更新できずに切り下げて、それ以降は下降トレンドを形成していた。
その下降トレンドが、4月陰線終値で安値を切り上げて上昇し、下降トレンドの戻り高値である6月高値+キリ番1.090を試している状況。
現在値の解釈としては、6月高値を更新するまでは日足レベルの力は借りられず、一段小さな世界の中をトレードする意識が必要。
4時間足(攻防者とその優位性、戦場範囲)
4時間足では、日足で安値を切り上げて以降上昇トレンドを形成しており、その上昇トレンドが、日足でも意識されていた、6月高値+キリ番1.090を試している状況。
攻防者は、
ベア派
- 6月高値売り抵抗
- キリ番1.090売り抵抗
ブル波
- 日足下降トレンドの安値切上げ
- 4時間足上昇トレンド押し目買い
優位性は、大局では、日足の下降トレンドが安値を切り上げて、さらに下降波を全戻しするという買い手にポジティブな要素が多いが、現在値は売り手の最終防衛ラインとも考えられるので、素直に更新するイメージも持てない。
4時間足上昇トレンド押し目買いと日足下降波戻り高値売り抵抗の攻防局面だが、大局の背景も整理すると、買い手に優位性があると考えられる。
戦場範囲は、4時間足上昇トレンド押し目買い候補先週高値から、日足下降トレンド戻り高値の6月高値まで。
1時間足(セットアップの想定、今日のシナリオ)
1時間足でも上昇トレンドを形成しており、上昇余地もあるので買い手に優位性がありそうな状況だが、前日陽線の上ヒゲは若干気になる。
今日のシナリオは、
- 4時間足上昇トレンド押し目買い候補の先週高値でサポートのセットアップ完了で、6月高値まで、4時間足上昇トレンドをフォロー。
- 4時間足上昇トレンド押し目買い候補の先週高値で押し目崩れのセットアップ完了後、一段下のネックであるキリ番1.080辺りまで、日足下降トレンド戻り売りでフォロー。
- キリ番1.090もしくは6月陽線高値でレジスタンスのセットアップ完了後、1時間足上昇トレンド押し安値まで、日足下降トレンド戻り売りでフォロー。